おばあちゃんとインプラントの構図

大事な歯だから専門医に任せたい

歯科衛生士と歯科医

かつては歯科医院と言えば虫歯を治療するか、歯が抜けた時に入れ歯を作る場所というイメージがあったのですが、今やその専門性を活かして幅広い専門の種類が出てきています。
また使用する材料や方法によって保険診療と保険適用外の自由診療と大きく分かれていきました。

日本における健康保険適用は範囲が制限されており、その目的は治療に限られています。
予防的な治療や美容的な治療には適用できません。
最近注目を集めている歯科の専門分野の治療においてはほとんど健康保険は適用できないということになります。
しかし、予防に重点を置いたケアや歯列矯正してきちんと機能する歯にするなど、自分の大切な歯を守り、美しく機能的な状態を維持するためには歯のケアは大変重要なものとなります。

専門分野の種類として主なものを挙げてみると矯正歯科、審美歯科、予防歯科等がありますが、それぞれ高度な知識と技術を要するものであり、専門医がその治療に当たっています。
歯科医の資格があればどの治療を行っても違法にはなりませんが、急速な進歩を遂げている専門分野の治療は専門医が行っているのが実情です。
各専門分野において学会があり、認定医制度を設けています。
必要な技術と知識を習得した歯科医師に専門医、認定医の資格を与えています。

自分の大切な歯を守るためには、幼少期から歯科医院を定期的に受診する習慣を持つことが大切です。
その年代に応じたケアが必要になってきます。
自分でブラッシングを上手にできている人でも約20パーセントの汚れは残っているといわれています。
その汚れが歯に付着したままになると細菌の巣窟である歯垢となり、放置しておくと歯石に変化します。
その中にある細菌が歯周病や虫歯を引き起こし、歯が抜ける原因ともなってきます。

それゆえ、定期的に歯科医院を受診し、プロの技術でその汚れを取ってもらう必要性が出てきます。
また適切なセルフケアの方法を指導してもらいその技術を取得することが重要となります。
それが掛かりつけ医を持つことが必要な理由です。
常日頃から口腔の健康について何でも相談できる歯科医を持つことは大変重要なことなのです。

専門医を受診するにもその選び方が問題になってきます。
失敗しない選び方のコツは掛かりつけ医に紹介してもらうことも一つの選択肢です。
またネット社会の現在、その評判を口コミ等で見るのもよいでしょう。
ただし、少ない情報をうのみにしないことも重要です。

矯正歯科を受診するタイミングとか、もっと専門的に審美面や機能面も含めてきれいになりたいから審美歯科を受診したい、本格的な予防歯科を受診したいという希望もしっかりと受け止めて最善の方法の情報提供してくれる掛かりつけ医を持つことが大切です。
掛かりつけ医と専門医を上手に使うことがよい結果をもたらすことにつながるでしょう。