おばあちゃんとインプラントの構図

入れ歯をしていて痛くなる原因は?

歯の模型

部分入れ歯や総入れ歯にしている人のなかには、歯茎や口の中の痛みといったトラブルを訴える人がいます。
歯医者さんでは入れ歯のことを義歯と呼んでいますが、なかにはこの義歯によるトラブルのために口内炎やアレルギー症状などを引き起こしてしまうこともあります。
口の中に違和感があると、食事を取るのが億劫になるなど、生活面で様々な支障を来たしてしまいます。
もし、義歯が原因でなんらかのトラブルを抱えているようであれば、早めに歯医者さんを受診することが大切です。

痛みの元となる原因にはいくつかありますが、作り立ての義歯を装着した場合には、痛みや違和感などを感じるという人も多いです。
これは入れ歯の構造が原因となっています。
義歯は安定性を保つために伸び縮みのしない硬い素材で出来ており、人工の歯を支える部分である義歯床には金属が使われているものもあります。
自分の口や顎の形にきちんとフィットしている場合は良いのですが、作り立ての義歯が口に合っていない場合には、何度か歯医者さんを受診してサイズなどを調整してもらうことが必要です。

また、入れ歯を作って何年か経ってくると、歯茎や顎の形が変化してくるため、それによって痛みが生じてくる場合もあります。
義歯をしていると、歯茎の肉はだんだんに細くなっていくため、それにともなって痛みも感じやすくなるのです。
また、歯茎の下には硬い骨があり、その骨と義歯によって歯茎の肉が強く挟まれるために、痛みを感じることとなります。

噛み合わせが良くない場合にも、歯茎や口の中に痛みを感じる原因となります。
5年ほど経つと、義歯は噛み合わせの部分がすり減ってくるため、歯医者さんで噛み合わせの位置を調整してもらわなくてはいけません。
噛み合わせが悪いと、歯茎の痛みのほかに顎の関節などにも負担がかかるため、場合によっては顎関節症などを引き起こしてしまうケースもあります。

別の原因としては、歯茎内部の骨が尖っているというケースも考えられます。
このときには、幅の広い入れ歯を作ってもらうなど、義歯を作り直すことが必要になる場合があります。
最近では、口に当たる部分にシリコンなどの柔らかい素材を用いている入れ歯もあり、こうしたものであれば歯茎への負担も少なく痛みも感じにくくなっています。

今使っている入れ歯でぐらつきを感じる場合には、入れ歯安定剤などを使用することで痛みが緩和される場合もあります。
また、特定の部位で物を噛んでしまうなど、食生活が原因となっていることも多いです。
痛みを放っておくと症状がより悪化してしまうこともあるので、入れ歯による歯茎や口内の痛みを感じている場合には、なるべく早めに歯医者さんを受診して状態をチェックしてもらうことが大切です。